ロングステイアドバイザー
ロングステイアドバイザー制度について
1.研修制度創設の目的
この研修講座は、ロングステイを希望する人に対して、適切な情報提供やアドバイスを行い、楽しく円滑な海外滞在の支援を行うエキスパートをめざし、ロングステイの相談者に対して、豊富なロングステイ知識や実体験に基づいてのアドバイスや指導が行える人材を養成する講座です。
ロングステイは異文化交流を楽しみながら国際親善に寄与するところが多い反面、事前の情報不足により思わぬ誤解が生じ、反日感情を招くこともあります。また日本との言葉や文化・習慣の違いで楽しいはずのロングステイが苦痛なものになりかねません。そのために事前に適切なアドバイスを必要としている人が多いのが現状です。当財団が実施した2010年度「ロングステイ調査統計」における調査では、セミナー参加者を対象に「アドバイザーに相談したいと思うか」という設問を行ったところ、未定以外の約70%が相談したいと回答を寄せております。このような現状から当該研修講座を実施し、エキスパートを養成することにより、身近なところで専門家に相談できる環境を整え、安心して安全に誰もが楽しめるロングステイの提供をめざすものであります。
2.ロングステイアドバイザーが果たす役割
ロングステイ財団の定義に基づく「ロングステイヤー」の人口調査をした結果、50歳以上の合計では約34.5万人、60歳以上の合計は約16.7万人(2009年)と推計されました。いわゆる14日以上海外で滞在し、帰国をした人で、その目的が「観光・その他」の人口です。
また、平成18年に実施した財団の調査対象者は、①全国の不特定多数、②ロングステイの愛好会のメンバー、③海外でロングステイ中の方という3つのカテゴリーに分けて実施しました。その結果、ロングステイを実施したいと回答した人は、全体の約22%、ロングステイをする前に必要な事前情報の種類としては下記の内容になっております。
| ①不特定多数 | ②愛好会の会員 | ③ロングステイ中 | |
|---|---|---|---|
| 1 | 治安情報 | 住居の情報 | 住居の情報 |
| 2 | 医療情報 | 医療情報 | 現地サポート体制 |
| 3 | 法律・習慣 | 法律・習慣 | 滞在都市の基本情報 |
| 4 | 緊急時の連絡先 | 現地観光情報 | 医療情報 |
| 5 | 海外での健康保険 | 緊急時の連絡先 | 現地観光情報 |
| 6 | 住居の情報 | 滞在都市の基本情報 | 退職者・永住査証 |
| 7 | 滞在都市の基本情報 | 趣味・娯楽・スポーツ情報 | 趣味・娯楽・スポーツ情報 |
| 8 | 資金移動方法 | 海外での健康保険 | 資金移動方法 |
| 9 | 語学習得方法 | 観光査証情報 | 法律・習慣 |
| 10 | 現地観光情報 | 留守宅管理方法 | 語学習得情報 |
更に、これらの情報をどの組織から入手しようと思っているかを尋ねた結果、ロングステイ財団などの公的機関が1位、以下、旅行会社、大使館、観光局の順番となりました。さらにアドバイザーの存在については96.3%が必要な存在であると回答し、その専門家を認定する機関としては、圧倒的にロングステイ財団等、公的機関を希望するという回答を得ました。
ロングステイのアドバイザーの主たる役割は、ロングステイの情報提供、実践方法を指導するだけではなく、日本人として外国で日常生活をする上での心構え、マナー、リスクへの対処方法等々を的確にアドバイスをすることであります。また相談の内容によっては、国家資格保持者等、有資格者しか回答できないものがありますので、その場合は情報の窓口までの案内役を務めます。
また「ロングステイ力」には個人差があるため、相談者の[力]を的確に判断し、個別に処方を施す事が要求されます。ロングステイの市場規模を調査した結果、ロングステイのアドバイスを希望する人と現状のアドバイス体制の乖離が大きいため、その溝を埋める為のロングステイアドバイザーの活躍が今後大いに期待される理由でもあります。
3.研修の名称 : ロングステイアドバイザー研修講座
| 基準 | |
|---|---|
| 経 験 | 海外に合計2週間以上の滞在経験を持っている。 |
| 知 識 | ロングステイの定義、渡航関連手続き、主要国の査証の基礎知識を保有し、滞在生活関連、リスクマネージメント知識を備える。 |
4.ロングステイアドバイザー会員 入会のご案内
ロングステイアドバイザー会員は下記の入会資格が必要です。
1.ロングステイメンバーズクラブ会員であるか、法人賛助会員または出捐企業に所属している事。
2.ロングステイアドバイザー研修講座の修了者である事。
ロングステイメンバーズクラブ 入会金 ・・・・・・・ 3,000円
ロングステイメンバーズクラブ年会費 ・・・・・・・ 4,000円
但し、修了者は修了後一定期間、入会金を免除いたします。
*ロングステイメンバーズクラブの入会申し込み先は2種類の会社のカードより選択して、その会社あてに送付してください。(財団ではありません)
*ロングステイアドバイザー会員の入会申し込み用紙は財団にメールで請求・返信してください。
すでに下記に所属の方は入会金不要で以下のアドバイザー年会費のみとなります。
ロングステイメンバーズクラブ会員の方・・・・・・・ 6,000円
出捐企業に所属の方・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6,000円
法人賛助会員に所属の方・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6,000円
ロングステイアドバイザー会員は、財団が毎年実施するアドバイザーの実態調査へのご協力をお願いいたします。
5.特典
- ロングステイアドバイザー会員ID カードをお渡しいたします。財団の正式なロゴマーク入りアドバイザーの登録商標(申請中)の使用を許可いたします。
- 財団のHPの一般公開ページ上に、ロングステイアドバイザー会員は地域名、氏名、得意分野・地域を掲載いたします。季刊誌には地域名、氏名を掲載いたします。また季刊誌で、アドバイザーの活動を紹介します。
- 財団のロングステイアドバイザー会員ページへのログインができます。
(アクセスID番号をお渡しします)- HP上において、情報の閲覧と財団編集のロングステイ主要国の生活情報データを閲覧・活用できます。
- 季刊誌の最新版をPDFで閲覧できます。
- 財団発行のロングステイ調査統計等 有料出版物の最新版をPDFで閲覧できます。
- ロングステイアドバイザー会員同士ブログで情報交換ができます。
- ロングステイアドバイザー会員で財団の登録講師を希望する場合は、実技審査等を実施し、その適性を審査いたします。合格者は財団のHPに財団登録講師として掲載いたします。
財団に講師依頼があった場合は、登録講師の方をご紹介いたします。 - ロングステイアドバイザー会員を対象とした財団が企画する、研修会、セミナー、イベント・旅行に優先してご案内いたします。(実費別途要)。
- ロングステイアドバイザー会員を対象とした各国大使館、政府観光局との共同会議、ロングステイ商品開発会議へのご案内をいたします。毎年2月1日に実施する、法人賛助会員の懇親会へのご案内をいたします。(実費別途要)
6.継続研修について
登録ロングステイアドバイザー会員の継続には修了後3年間で30単位の継続単位が必要になります。詳細は「事務局からのお知らせ」をご覧ください。
7.登録講師について
ロングステイアドバイザー会員で財団の登録講師を希望する方は、別途実技審査をいたします。
登録講師の審査申込用紙は希望者は財団へご連絡下さい。 メールにて審査要綱を送付いたします。
