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プレスリリース

ロングステイ財団からのプレスリリースです。

ロングステイ(長期滞在型余暇)に関する調査報告書
ロングステイ調査統計2015 最新号 発刊のご案内

●海外ロングステイ推計人口は156万9千人!(前年度比0.8%増)
※2014年の海外出国者数は前年度比3.3%の減の中、ロングステイ推計人口は微増
※40代女性、65歳以上の伸びが顕著
●自治体との連携で広がる国内ロングステイ~二地域居住増による定住人口増、地方創生への貢献~
※国内ロングステイへの関心は49.4%、特に65~69歳男性が国内に高い関心
※移住への関心は、ロングステイ体験後に大幅アップ
●リタイアメント世代、老後のライフスタイルを考えたタイミングは60代
※現役世代では、50代から老後のライフスタイルを模索。若年化の傾向

 一般財団法人ロングステイ財団(事務局:東京都港区、会長 舩山龍二)は、11月1日に「ロングステイ調査統計2015」を発刊します。本調査統計は、2014年度(2014年4月~2015年3月)までの1年間にわたり当財団が主催、後援、出展したセミナー、イベント等でのアンケートと不特定多数に向けたインターネット調査結果と諸機関の統計資料を基に当財団が分析し、ロングステイ(長期滞在型余暇)の動向やトレンド、今後の予測について纏めたものです。
 さらに、本年で11回目の発行となる節目に最新号は大幅刷新し、従来の海外・国内ロングステイに加え、ロングステイを取り巻く環境、ライフスタイルについての調査により、さらに深くロングステイ市場動向について分析・提言を報告しています。
 ★11月5日(木)16:00~ トラベルカフェ虎ノ門にて、同調査統計でまとめたロングステイ最新動向について解説いたします。詳細は添付資料(1)をご参照ください。

「ロングステイ調査統計2015」概要

  • 発行・編集・販売    (一財)ロングステイ財団
  • 定価          本体7,000円+税
  • 購入方法        (一財)ロングステイ財団、全国官報販売協同組合、Amazonにて販売予定。

≪引用・転載時のクレジット表記のお願い≫
本リリースの引用・転載時には必ず「ロングステイ調査統計2015」とクレジットを明記いただきますようお願い申し上げます。

アンケート調査方法

一般財団法人ロングステイ財団では、下記の2つのアンケートを用いて調査を実施しています。

  • 調査名 :ロングステイに関するアンケート
  • 調査対象:当財団が主催・後援・出展したロングステイセミナーやイベント参加者
  • 調査方法:記述式アンケート調査
  • 調査項目:(1)海外ロングステイについて(2)国内ロングステイについて
  • 調査期間:2014年4月1日~2015年3月31日
  • 回答者属性:


  • 調査名 :今後の余暇の過ごし方についてのアンケート
  • 調査対象:全国20歳以上の男女
  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査項目:(1)海外ロングステイについて(2)国内ロングステイについて(3)その他
  • 調査期間:2015年4月24日~25日
  • 回答者属性:


ロングステイの定義
海外においては、生活の源泉を日本に置きながら海外の1ヶ所に比較的長く滞在し(2週間以上)、その国の文化や生活に触れ、現地社会での貢献を通じて国際親善に寄与する海外滞在型余暇を総称したものである。
国内においては、主たる生活の拠点のほかに、日本国内の他の地域にて比較的長く(一週間以上)あるいは繰り返し滞在し、その滞在地域のルールを遵守しつつ地域文化とのふれあいや住民との交流を深めながら滞在するライフスタイルをいう。
TOPICS
TIPICS(1) 海外ロングステイ推計人口は156万9千人!(前年度比0.8%増)

 2014年のロングステイ人口の推計値は156万9,000人であった。昨年は155万6,000人であったので0.9%の増加率となった。2013年の海外渡航者数が1,747万2,748人で、2014年が1690万2,868人と前年比3.3%減と比較すると、短期旅行が減少傾向にある中、ロングステイ人口は増加傾向にある事を示している。(図1、図2)

 2014年と海外渡航者数がほぼ同数であった2006年実績を100%として、過去5年間の海外ロングステイ推計人口の世代別推移を見てみると、40~49歳、65~69歳、70歳以上の推計人口の伸び方は顕著である。60~64歳が過去2年間減少しているのは60歳からの雇用延長が進み、継続雇用されるシニアが増えたことを示唆している。その反動か、2012年以降の65~69歳の伸び率は突出している。(図3)

 同じく2006年を100%とし、2014年の40代以上の男女別ロングステイ推計人口および渡航者数と比較して見ると、渡航者数の伸率が97%と横ばいの中、40歳以上合計は132%増加している、男女別では男性127%、女性145%と女性の増加率が男性を大きく上回る結果となった。40代女性は166%と大幅な伸び率を示した。(図4)


図1 ロングステイ推計人口の推移


図2 2010年から2014年までの世代別ロングステイ人口の推移


図3 過去5年間の海外ロングステイ推計人口と2006年と比較した世代別増減率


図4 2014年の海外ロングステイ推計人口と2006年の40代以上男女別比較


TIPICS(2) 二地域居住増による定住人口増を視野に入れた自治体の取り組みで広がる国内ロングステイ

 海外・国内のロングステイ関心度を見てみると、国内に関する関心を示した層が49.4%と、海外に関心を示した層の40.2%と比較しても約10%も多く潜在ニーズがあることが読み取れる。さらに性・年代別に見てみると、60代以上の男性の国内ロングステイへの関心が平均値よりも高くなっていることがわかる。今後の人口市場と健康寿命の延びにより、この傾向がさらに高まることが予測できる。(図5)

 昨今、多くの自治体で交流人口から、居住人口を増やす取り組みがなされているが、まだ関心度はさほど高くないのが現状である。一方、国内ロングステイ体験後の移住への関心については79%が前向きな回答。また、国内ロングステイに興味のある層だけ抽出すると、移住への関心はさらに関心の高さが上がる。(図6)


図5 海外・国内のロングステイ関心度(性・世代別)


図6 移住への関心と国内ロングステイ体験後の移住への関心


TIPICS(3) リタイアメント世代、老後のライフスタイルを考えたタイミングは60代

退職後の生活資金や、ライフスタイルについてどのように考えているかを調査した結果、「60~64歳」は50代になってから考えた人が一番多く、「65~69歳」は60代以上になってから考えたという回答が多い。
一方、現役世代では、現在の自分の年齢から真剣に考え始めたとの回答率が高く、今後年金受給年齢の引き上げなどの背景もあり、今後ますます若年化することが考えられる。(図7)


図7 年代別ライフスタイルを考えた年代


添付資料(1)ロングステイ調査統計2015 メディア発表会のご案内

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このリリース関するお問い合わせ先
一般財団法人ロングステイ財団 03-3591-8144(平日9:30~12:00、13:00~17:00)
担当:常岡・川嶋・佐藤

 


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