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アドバイザー便り

栄華を極めた絶対権力者たちが、永遠の若さ・強さ・美しさを求めるのは世の常だが、秦の始皇帝もその一人だった。
方士・徐福は、始皇帝に「東方の三神山に不老不死の霊薬がある」と具申し、その命を受け、船団を組み、東方に出帆した。
中国の東方に当る日本の各地には、徐福が来たという伝説が残っている。
韓国の南端・済州島の「西帰浦(ソギポ)市」は、徐福が立ち寄り不老不死の薬を探したが、定住することなく、「西」に「帰」って行ったので、その名がついたと言われている。
始皇帝にかこつけるわけではないが、日本を含め高齢化が進む先進国では、すでに長寿を求めることより「健康寿命」の延伸に関心が移っている。
即効性はあるがリスクを伴うこともある西洋医学を補うものとして、緩やかに健康を作る伝統医学、東洋医学に対する関心が高まっている。
韓流ドラマには、歴史ものにも現代ものにも、韓方医(韓国では伝統医学を韓方・ハンバンと呼ぶ)が出てくる。


韓国では伝統医学は長く継承され、朝鮮時代にはユネスコ記録遺産に登録された「東医宝鑑」を著したホ・ジュンのような名医も現れ、発展をつづけ、日本植民地時代に途切れそうになったものの、1951年には西洋医と同様に韓方の医師にも医師資格を与える医政を布くようになった。
韓方の医師(韓医師と呼ぶ)には、6年制の韓医大学(西洋医学と東洋医学の両方を学ぶ)を卒業して国家試験に合格した者がなることができ、現在全国で2万人以上の韓医師が医療に従事している。
数年前から、済州道(道は日本の県にあたる)の機関である「財団法人韓医薬研究院」と共に、韓方ロングステイの企画を進めている。
観光の島である済州島にも、経験豊富な韓医師たちがいる。
自分の体質を知り改善したい人、もっと健康になりたい人に、済州韓方ロングステイを提案したい。
韓方は一度の治療(鍼、灸、韓方薬)で終わるものではなく、体不調の原因を探り、原因となっている生活習慣を改善し、根本から治していくもの。
2泊3日の旅行ではなく、2週間以上滞在しながら、週に数回韓方病院に通い、体質に合った食事・生活管理の方法を学ぶ。


済州島をおススメする理由
(1)ソウル、釜山などの大都市よりも、豊かな自然環境。3つの世界自然遺産だけでなく、風光明媚な観光地が沢山ある。
(2)東京・大阪からは、直行便で2時間で行けるアクセスの良さ。往来するのに、経済的にも負担が少ない。
(3)宿泊施設はリゾートホテル、ペンション、レジデンス、民泊等、予算に応じて選択肢が多くある。
(4)米食・野菜中心の日本に近い食文化。キムチをはじめ、発酵食品が多い。島ならではの海産物も美味しい。
(5)豊かな自然を利用したアクティビティが可能。トレッキング、ゴルフ、釣り、スキューバ等々
(6)自治体、韓医師会、韓医薬研究院などの公的機関の支援がある。


(ロングステイアドバイザー 岩本謙宗)


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