ロングステイのすすめ 海外ロングステイ 国内ロングステイ

ロングステイメンバーズログイン

  • アドバイザーログイン
  • 賛助会員ログイン
  • 公認サロン会員ログイン

アドバイザー便り

前編では、入国手続きの注意点について話しましたが、後編では、ロングステイで感じたことを書いていきたいと思います。


私のロングステイで体験できたことベスト4

(1)外国の滞在先で知る日本事情!

日本では「デフレ」が言われてましたが、私のような素人には本質がわかりにくかったです。10年前に半年間同じ都市でロングステイした時の物価を比較して、今回はカナダの方が全般的に日本より高いと感じました。当時は住居費もスーパーでの食材等も平均的に日本の8~9割程度かなと感じていたので、日本よりははるかに住みやすいと思っていました。しかし今回はそれが完全に逆転したような感じ。カナダは通常の経済成長、日本ではデフレが進んでいたためでしょうか。為替の影響もありますが10年も経過するとこれほどまで両者に開きが出るものかと思いました。外国に住んでみて日本ではわかりにくい「デフレ環境の実体」を知りました。

(2)ビッグイベントが地元に与える大きな影響

2010年のカナダ冬季オリンピックを契機にバンクーバー市内の高層マンションの林立も著しくなったとか、賃貸で利用する外国人ロングステイヤーも増加しているようです。日本から進出したコンビニの店舗も多く、現地のどの店よりも常に客が多いことには特に印象強く感じました。
その他国際スポーツ大会や万国博覧会等大きなイベント時にはその開催中に多くの人が集まることは当然ですが、終了後も観光客が増加しビジネスも盛んになり地域に与える経済効果等インパクトは大きい。カナダ冬季オリンピック開催が地元に与えた影響は例外なく多大なものであったことが現地に滞在してわかりました。2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催は日本の更なる発展に今から期待がふくらみます。

(3)地元住民との交流体験

盆踊りの様子

滞在中2つの交流イベントに参加してみました。最初に、子供主体のイベントで日本古来の折り紙や紙風船作り、近くの公園で盆踊り、フラフープ作り、私の9歳の孫息子は現地の子供たちと日本語と英語で何やらしゃべりながら一緒に遊び、外国の子供たちにも接することができました。最初は恥ずかしがっていたがすぐに慣れたようす。子供の頃から外国の文化や生活に密に接する良い機会となりました。
次に参加したのは「日系人祭り」。日系人とカナダ人を始め外国人が多数参加。話している言葉は日本語・英語のごちゃ混ぜ。現地の知人から新しい人を紹介してもらったり、私の妻は手芸、折り紙、お手玉等を教え皆の喝采を得たり。今でも情報交換しています。
知人がいなくても英語が苦手な人でも日本語で書いた多数の地域情報紙があるので、それらを頼りに現地の人と接することは充分できます。また現地の人中心のイベントに参加してみるのもおもしろい。

(4)オフ・ザ・ビーツン・トラックでの現地家族との交流

どこの有名観光地やリゾート地でもシーズン中は宿泊施設が混み合い価格も高いので、市街地から少し離れた場所を宿泊地とするのも選択肢。今回はバンクーバー市から僅か60㎞北にあるスクァミッシュ(Squamish)で宿泊体験。日本ではほとんど知られていませんが、観光施設もあり、海にも面した緑多い静かなリゾート地。一般ホテルも民宿も充実しており、日本食レストラン、日本のコンビニ、大型スーパーもあり日常生活には全く事欠かないです。中心地から離れたホテルでも町内循環バスがあるので、車が無くても不便さはないです。物価はバンクーバー市内の7~8割程度でしょうか。ホテル内の蛇口をひねれば水はそのまま飲むことができ大変美味しい。朝晩は18℃前後と天国気分。いろいろな面でバンクーバー市内よりむしろ快適。まさに隠れたロングステイの場所と言えます。
ここで現地の知人から私の孫と同年齢の子供がいるカナダ人家族を紹介してもらい親しく一緒に過ごすことができました。お互いに言葉はわかなくても子供なりの共通の遊びから何か得るものがあったと思います。これをきっかけにクリスマスの動画メール等の交換が始まりました。
最後の別れの時がきてバンクーバーへ戻るのに更に奥地のリゾート地から再度この地を週3本しかない列車で通過することになりました。駅がないのでこの地は通過するだけですが、この家族はここで列車がスピードを落とすことも通過時刻も知っている様子で、全員が線路際で我々に手を振って見送ってくれていました。こちらも「ここが8日間過ごした場所だ!あるいはあの家族が沿線に来ているかも?!」と思いながら外を見ていたので、すぐにその家族全員の姿を発見、とっさに「さよなら!」と手を振ったが列車は窓を閉めきったまま走っているので、相手には聞こえない。相手も手を振りながら、何か言っているようだがこちらにはその声が通らない。口の開きかたで「グッドバイ!」と言っているのがわかった。後にメールで確認したら先方も我々の姿を長い車両編成で数ある窓の中から発見し、手を振って「バイ・バーイ!」と。現地で知り合った家族の親切心と親近感に感激!以心伝心とはこういうことでしょうか!

最後に・・・

現地での交流

今回のロングステイ体験で、通常の「ケ」から「ハレ」の生活をすることになり、異なる場所から自分の現在の生活を見つめ直すことができ、カナダの人々とも直に接する貴重な機会を得ることができました。それにより心身共に良い刺激を受け更に天地効果も加わって、身体的、精神的、社会的に本当の意味の「健康維持・増進」にも大変役立ち大きな収穫でした。現在でも私たち夫婦が健康でいるのは、中南米での体験も含め、現地の人と今でもできるだけ現地言語で親しく連絡するよう努めているためです。Eメール、ブログ、郵便、写真等の応酬で楽しんでいます。
通信技術の発達により世界各地の現状は一瞬にして収集が可能な時代となりました。しかし人は自分の生活の向上に繋がる事柄であればそのことを求めその場に赴き、その雰囲気に浸りたいという衝動に駆られるものです。一定期間同一場所に滞在すればその真相が更に良くわかります。これを実現できるのがロングステイであり、より良い生活を追求するための一つの手段となることが考えられます。

(ロングステイアドバイザー・金指 征治)

このアドバイザーに相談する

ページトップへ▲